LLSpiritに行ってきました

当日の行動。

  • 8:00 起床 こういうイベントにいくのは初めてなので、ちょっと緊張気味。
  • 9:14 ほんとは8:55分の電車を予定していたけど、いつものように遅れた。でも、時間に余裕を持たせていたので大丈夫。
  • 10:10 竹橋駅に到着。駅を出るといきなり目の前に高い石垣の風景がひろがる。後で分かったがここには東京近代美術館と日本武道館があった。NTTの建物などのビル群と歴史のある風景が混在しているところが都心の特徴だと思う。東京すごぃなぁ。
  • 10:20 日本教育快感に到着。LLの会場(3階)の入口の床で、なんと研究室の先輩と出会う。さらに、一緒に研究室の非常に優秀なOBのひともいて、マジびっくり。というかかなり幸運。そのせいで席が後ろの方になってしまったことはなんの問題でもない。
  • 10:30-11:30 日本最初のハッカー,和田先生の基調講演。他のプログラムと比べると一人のために異常に長い時間が組まれている。これが和田先生の偉大さか。。和田先生は僕の研究室の先生の師匠だ。なので、一生懸命話を聞く。講演での和田先生の印象はおだやかな方だった。話はハッカー気質について。かなりマニアック。計算機のない時代のひとが、機械を使って,微分やら積分やらを計算していたなど。正直僕にはあまり面白さを理解できなかった。とりあえず、ハッカーになるには生まれることから始めよう。
  • 10:30-12:40 Language Update。Matzさんを初めて実際に見た。僕が今まで持っていた印象とは違った。結構落ち着いた感じのひとだと思っていたけれど、実際は非常に茶目っ気のある人。少年のようなひとだった。面白そうだと思った言語はIo。こういう小さい言語にはなぜか魅力を感じる。でも、書いてない引数は渡す際に評価されないとかちょっと変態的だなぁ。なにか思想に乗っ取ったものなのだろうか。
  • 12;40-13:40 先輩のかたがたと竹橋駅の建物内の定食屋で昼食。日替わり定食を頼んだ。900円で麦とろご飯と、スープと牛肉を焼いたのと,豚カツでボリューム満点。店を出るときにご飯がお変わり自由だったことに気がついたけどそんなに食べれないっす。ここで、先輩の一人がどこかに旅立った。少し遅れて会場に戻る。
  • 13:40-15:00 俺様言語の作り方。xtalの実装は優秀そうなので今度のぞいてみたい。みなさん言語開発を楽しんでいる感じ。僕も言語が作りたくなった。研究室の言語を俺言語に改造するかなぁ。
  • 15:00-15:30 休憩中、書籍の販売を行っていたのでのぞいてみる。ここで、オライリーからGauche本がでるとの告知!絶対買わなくちゃ!
  • 15:30-17:00 VM魂。激しく眠くなったので途中寝てしまった。なんかいろいろな言語を同じVMに載せてしまえば、互いに機能を呼び出せるというはなしがあったけど、どれぐらいうまくいくものなのかな。セマンティクスが違うとうまくいかないところが出てきそうだけど。LL様のVMとして、.NETのDLRあたりは結構面白そう。M社さんとかSunさんとかみなさんの力の入れようがすごい。
  • 17:30-19:00 今回の状況(短い時間。インプレッションをあたえるための発表)の中での発表では高橋メソッドの様な手法が非常に有効だということがわかった。。発表者の作ったツールは制作期間が短いものから長い物まで合ったけど,どれも良く考えられている。JavaScriptのやつは表示がきれいすぎ。でも各時にちょっと面倒かも。個人的にはWiki的な記法 + Texの数式あたりがいいかも。ああ、それからGaucheのやつは実行中にプログラム書き換えてるのはやっぱりというかんじだった。アニメーションをGaucheで書くのは書きやすいのかな?でも他のものへの流用がしにくくなるかも。やってみたいけど。
  • 19:20-20:20 Lighting Talk ピザきてよかったですね。ちょうどお腹好いてたので食べたかった。Coqでプログラムを生成できるとか、かなり楽しそうなので今度触ってみたい。それから、xbyakはなんかすごそうだった。ScalaでStructural Subtyping とかの話は自分の研究分野にか変わるかもしれないので非常に興味のあるところ。CLOSはシーロスと読むのか。
  • 20:20-20:30 ボールとれなかった。座った席が悪かった。ちょうど真ん中辺の中途半端な席。


なんか、発表内容というよりも、一番は発表者もそうでないひとにも熱い魂が感じられてよかった。このイベント主催者の思惑通りにこの魂に 触発されたいなぁ。それから、僕もプレゼンがもっとうまくなりたいと思った。LLの良いところはそうでないものに比べて,早く先に進めることだと思う。限定された範囲ではあるかもしれないけど。LLはより遠くの光景を見るために。検証や解析を行えるFormalな言語は世界を形作るために。ふとそんなことを思った。