andLinuxインストールした

andLinuxxWindowsで普通のアプリケーションのようにLinuxが動いてしまうという代物だ。Windowsのファイルも見えるし、これはいいね。なんといっても一番は、LinuxEmacsがそのまま動くことだけど。


インストール

公式サイトのインストール手順 http://www.andlinux.org/install.php をやればOK。問題なし。

Ubuntuの設定

日本語環境の構築は、Ubuntuに関する情報を見れば良い。たぶん、http://www.ubuntulinux.jp/products/JA-Localized を参考に日本語ローカライズリポジトリを設定して、日本語関係のパッケージをインストールすれば大丈夫。

容量の拡張

色々パッケージをインストールして気がついたらルーとディレクトリに割り当てられた容量を使い切っていた。初期値は2Gしか割り当てられていなかった。(これはインストールのときに変えられたのか?)

そこで、http://d.hatena.ne.jp/secondlife/20040606/1086450086 を参考に,10Gに増やしてみた。ほとんどcoLinuxの情報を使えばいいようだ。

以下、andLinuxをインストールしたディレクトリを $AL_ROOTとする。また、コマンドで > から始まる行はDOSから実行、#から始まる行はandLinuxのコンソールからrootユーザでコマンドを実行している。

まず、Windowsで$AL_ROOT/Drivesに移動しDOS

> fsutil file createnew root_new_fs.drv 10737418240

として、10Gの容量のドライブを作る。次に$AL_ROOTにあるsettings.txtに以下の行を加えて、今作ったドライブをマウントさせる。

cobd3=Drives\new_root_fs

ちなみに、バックアップやPCを変える際にはここれにあるファイルをコピーすればデータの遺構が出きるはず。

ここで、andLinuxを起動もしくは再起動する。settings.txtの設定を読ませるには$AL_ROOTのsrvstart.batを実行すればできた。

起動したら、Windowsファイルシステムをいじる為のパッケージをandLinuxにインストールする。

# apt-get install dosfstools dump

既にインストール済みならば必要はない。

ドライブににext3ファイルシステムを構築する。

# mke2fs -j /dev/cobd3

で、マウントする。

# mkdir /mnt/root_new_fs
# mount -t ext3 /dev/cobd3 /mnt/root_new_fs

次に、現在のドライブの内容をを新しいドライブにコピーする。-Tオプションではrestoreの作業用ディレクトリを指定している。デフォルトは/tmpだが、今は作業用の容量さえないのでWindowsの共有フォルダを使った。

# dump -a -0 -f - /dev/cobd0 | restore -r -v -T /mnt/win -f -

終わったら、最後にsettings.txtのを書き換えて、ルートディレクトリが新しく作ったドライブを指すようにする。

cobd0=Drives\root_new_fs

そして、andLinuxを再起動。dfで容量が増えたか確認する。

# df /
Filesystem 1k-blocks Used Available Use% Mounted on
/dev/cobd0 10321208 1660300 81336620 7% /

できた!