essay

自ずからに由る

言い訳だ。良い訳でなく。凡人なのだ。汎用とはだいぶ違う。 自分の事なんて大してわかっちゃいない、一体何がわからないのかもわからない。それにもかかわらず、飽きたらず、自分で自分を騙そうともする。僕に限った話ではないようだ。というのは例えば、以…

平和、願い。つまり、まだノータイトル。

電車に乗っているときに天井に張り付いたスピーカーから流れる、駅への到着や諸々の注意を促す車掌さんのアナウンス、どうにも過剰に音が大きい気がするが、小さな音では一部の耳の遠い人は聞こえないのであって、公共、と冠のついた交通機関としてはそのよ…

You can stop anywhere, anytime.

自分が子供だと自然に言えた頃、つまり、耳を澄ませば微か感じられた、少しずつ近づいてくる大人の足音が、自分の足下から生まれているとはまだ気付かずに、教室や家、または、ファーストフードや本屋のマンガコーナー、または、教科書や新聞のテレビ欄、そ…

道ばたに仰ぐ

ブログのタイトルを決めました。変えた、ではなくて決めた、です。今までは(仮)とお茶を濁していたけど、ようやく、『道ばたに仰ぐ』に。高校の頃からか、物事を見るときに、自分の視点をどこに置くべきかを、漠然と僕は考えている気がします。どの立場に…

自分を守る。無意識に。そして非難する。

以前にあったイラク日本人人質事件で、多くの人が「自己責任」「自業自得」という言葉で被害者達を非難した人質バッシングがあった。といっても僕はその自業自得論についてはマスコミが何やら騒いでいるなぁというくらいの関心しかなく、実際にどんな人たち…

寛容側に倒す

一つ前のエントリが八月五日だから一ヶ月以上書いてなかったのか。30日以上何も書かなかったからはてなダイアリー市民から外されてしまってた。書くのをやめようとかは全然思っていなくて、そろそろ書けるような心持ちだから、そろそろ何か書こうと思ってい…

走る仕事

大人になってくるとだんだんと走ることはなくなってくる。走るのはやっぱり体に負担がかかって、疲れてしまうから。僕はまだ若い方だけど、きっともっと年寄りになってきたら、走らないようにするために工夫をしていくんだろうな。電車に乗るときでも,約束…